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【白鵬の猫だまし】横綱の奇襲攻撃に賛否 猫だましとは?相撲界の評判は? [スポーツ]

猫パンチ.jpg

大相撲九州場所10日目が17日、福岡国際センターで行われました。
全勝の横綱白鵬は、前回敗北を喫した関脇栃煌山との対戦。
立ち会いで1回、その直後にもう1度猫だましを成功させ、
計2回の猫だましを実行して勝利しました。

この一件で、各方面から様々な賛否両論、コメントが続出したのでまとめてみました。





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今までの通算対戦成績は、30戦中28勝2敗で白鵬が圧倒しています。
しかし、前回の名古屋場所では、栃煌山が左にいなしながら、はたき込んで白鵬に勝利。
さらに今場所の9日目には、鶴竜を破り、横綱相手に分が良くなってきた栃煌山。



それを警戒してなのか、はたまた全勝で波に乗っている横綱の余裕なのか
話題に事欠かない白鵬がまさかの猫だましを2回続けて成功。
猫だましを使っての勝利に各方面がざわついています。


猫だましとは



そもそも猫だましとはどういうものなのでしょうか。

相撲の立ち合いと同時に、相手の目の前に両手を出してたたき、相手の虚をつく奇襲戦法。相手がひるんだ隙に、有利な体勢に持ち込む。 近年では、舞の海が水戸泉に仕掛けたことで知られる。


猫だまし自体は勝負を決める技ではなく、あくまで相手をひるませるための技です。
したがって、決まり手に猫だましというものはありません。


百聞は一見に如かず。今回の白鵬の猫だましを見てみましょう。




栃煌山は見事にこの奇襲にはまってしまいますね。
目をぱちくりさせ、何が起きたのか分からない様子でした。


そもそも猫だましというのは、一般的にどういう状況で使われるものかと言うと、


普通の立合いではかなわないような、はるかに強い相手に対する一発勝負に使われる。


しかし、ひとたび失敗すると一気に押し込まれてしまいます。
あっけなく負けてしまう可能性が大きいため、めったに使われることはありません。
ただでさえ珍しい技であるのに、まさか横綱が使ってくるとは夢にも思わなかったでしょう。
前代未聞といわれていますが、そのくらいでなければ奇襲は成功しません。


奇襲とはまさにこのこと。
今川義元も織田信長の奇襲によって20倍もの兵力差にもかかわらず敗れましたが、
改めて奇襲の効果というものを思い知らされましたね。
今回は盤石も盤石、石橋を20年くらいたたいてから渡るくらいの周到さでした。



元祖猫だまし力士の舞ノ海と白鵬の猫だましの比較はこちら↓






横綱本人のコメント



当日のコメント

「今日は何もしゃべらないよ」と第一声を飛ばしたが「冗談だよ、冗談」と笑顔。立ち合いの意図については、報道陣の前でも手をたたき「(猫だまし)ですよ。うまくいったかどうかは分からないけどね。勝ちにつながったんでね。うまくいったと思う」と満足そう。「楽しんでます」と悪気もなく話した。横綱として疑問符がつく相撲内容については「まあ、それは帰ってビデオを見れば分かるんじゃない。こんなこともあるんだ、こんな技もあるってね」と話した。


今場所は満員御礼記録が途切れるなど、相撲への注目度は若干の下降気味でした。

しかし、7日目に櫓(やぐら)投げという幕内では6年ぶりの大技で勝利し、
ファンを沸かせた白鵬。

メディアもこぞってこれを報道し、相撲への注目は再度高まってきました。


猫だましは、横綱として少しでも相撲熱を取り戻したい!
そんな気持ちが働いたのではないでしょうか。
もちろん前回破れた栃煌山を警戒したのかもしれません。

「楽しんでます」や「こんな技もある」というコメントから察するに、
白鵬自身に余裕があるだけでなく、
相撲にもっと興味を持ってもらうためのパフォーマンスのようにも感じられます。



あるいは柔道家の野村忠宏のように「全部違う技で勝つ!」
といった気持ちの表れかもしれません。





それにしても、白鵬に関する記事は悪意のある書き方をされることが多いと感じます。
今回の記事もそうですが、記者や相撲界、ネットのコメントで、
横綱らしくないという言葉をいやというほど目にします。



個人的には、今回の猫だましはありだと思っています。
猫だましのあとは、体を押っつけ合ってきちんと組んで勝負していました。
もちろん白鵬に有利な体勢でしたけれど。


変化してすぐの引き落としや突き落とし、はたき込みのような相撲だと、
さすがに冷めてしまいますが、今回はそれらと一線を画すべきだと思います。



猫だましに関してよりも、勝敗がついた後に栃煌山の胸にポンと手を叩いたことの方が、
横綱っぽくないなと感じたのは私だけでないはず。




*追記 翌日、朝稽古でのコメント

・猫だましをした理由は?


「一度やってみたいという素直な心。技があるなら本当に効くのか試したかった」


・またやるか?


「楽しみにしている人が一人二人いるはず。その楽しみをなくさずまたいつか」



・猫だましの相撲を振り返ると?

「マタドール(闘牛士)は下がりながら逃げたりするけど一番格好いいのはその場でサッとやる。うまい人ほど動かない。ビデオで見たことある。人間と牛とは違うけど」



・白鵬が次に狙う大技は?

波離間(はりま)投げ

相手が両差しで低く攻めてきたところを頭越しに上手から褌を両手で取り、自分の後方にうっちゃりのように投げ捨てる技。かなりの身長差と力の差が必要である。普通は土俵際の捨て身の技だが、土俵中央で決まる場合もある。


元大関の把瑠都が得意としており、3度記録しました。
直近では、2014年9月場所10日目に常幸龍が遠藤に対して決めています。

非常に珍しい大技で、記録されると話題になることが多いようです。
播磨投げの伝説的な取組みがこちら↓



大相撲名勝負 奇跡の大逆転:昭和52年秋場所初日 若三杉(のち2代目若乃花)対 鷲羽山



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対戦した栃煌山のコメント





「変化はあるかなと思っていたけど、あれ(猫だまし)は頭になかった」


栃煌山だけではなく、誰しもが猫だましという選択肢は頭になかったと思います。
だからこそこれだけ騒ぎになっているのでしょう。


相撲界での賛否両論・コメント






北の湖理事長(元横綱)
「横綱としてやるべきことじゃない」
「前代未聞。あれで負けたら横綱の品格に引っかかる」




藤島審判長(元大関武双山)
「まさか、という感じですよね。どういう意図があってやったのか、普通は小兵が奇襲でやるもの。いずれにしても、力強い相撲を皆さん、楽しみにしていますからね、お客さんはね」





北の富士勝昭氏(元横綱)
「まあ、やりたい放題だね。やってみたかったということだけじゃないの。それだけ余裕があるんでしょうしね」
「あのまま押し出したら簡単だけど、勝負決めなかったよね。あのまま決めたらブーイングすごいからね。もう一回、猫だましやって」
「あんまり横綱がここまですることはないよな。稽古場じゃないんだから。あんまりよろしくないと思うよ。本場所だからね、花相撲じゃないんだから。猫だましまではやることはないと思うね」





舞の海秀平氏
「白鵬にとって栃煌山は好きな相手じゃない。押し込めないのを嫌がって考えた策ではないか」
「相手をよく見て立てば、猫だましは食わない。(外国出身力士は)日本人が子供の頃から相撲はこうだと思っている感覚とは違う。もっと想像力を働かせないといけない」
「ファンは消化不良というか、納得しないところはあると思う。がっちり挑戦者を受け止めるのが横綱。横綱相撲をかなぐり捨ててでも今日の一番に勝ちたいと思ったのだろう」





相撲界では否定的な声が大多数ですね。
それにしても、北の富士さんのコメントがこの中で一番的を得ていますね。
白鵬自身もやってみたかったとのことなので予想的中です。

さすがウルフこと千代の富士を第58代横綱に、
北勝海を第61代横綱に育て上げただけのことはありますね。
厳しいことをずけずけと言いますが、解説をやらせたらピカイチです。



舞の海さんの想像力を働かせなければならないという意見には納得です。

外国人力士は日本人と同じ価値観で相撲をとっている。
そんな先入観を持っているならば、自分の首を絞めるようなものです。
先入観に捕われているということは、
手足が縛られた状態で戦うようなものです。

日本人というだけで、変化は良くない、正々堂々が大事という価値観が刷り込まれています。
もちろんそれはとても大事なことであり、大切な文化でもあります。

だからといって、外国人力士もそうであるべきと決めつけてしまっては進歩はありません。
日本人の当たり前の価値観は外国人力士にとっては当たり前ではない。
このことを頭の中に入れておくことこそ、舞の海さんが意図したことだと思います。

安美錦くらいのふてぶてしさがあっていいのではないでしょうか。



Twitterの声




twitterでは賛成派の声が多かったですね。
賛成派と反対派の声をそれぞれ集めてみました。



賛成派















反対派















その他










白鵬がモチベーションを保つために色々な技をコンプリートしようと試している。
この発想は面白いですね。確かに一理あるかもしれないですね。



まとめ



猫だましの最大の目的は、相手に隙を作らせ、有利な体勢を作ること。
相手の目の前で両手をパチーンっ!!して、
相手をひるませたらすかさず攻めろー!な技です。


見ていて楽しいと思える相撲を見せてくれれば文句はいいません。
力士も生活がかかっているとはいえ、観客ありきの大相撲。
これからも相撲ファンを大いに楽しませて欲しいものです。



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